2013年09月29日

『シャイロックの子供たち』池井戸潤


東京第一銀行長原支店で現金が紛失する事件が発生。

女子行員に疑いがかかるが、

犯人がわからないまま、事件は内密に処理された。

しかし、一人の行員が突然姿を消し、

徐々に複雑な事件の全貌が明らかに・・・。

元カノがいるなかでお金持ちとの格差のある社内恋愛中の女子行員、

疲労から歯車がズレはじめた落伍者の烙印を押された行員、

上らない成績による精神崩壊する行員、

止むに止まれぬ事情から連帯保証人になり返済をしている行員など

それぞれの銀行員が切実な悩みを抱えており、

犯行におよぶ怪しい動機があるため犯人特定が難しく、

最後まで二転三転するストーリーが面白い。

この「シャイロックの子供たち」は、

池井戸潤の作品の中でもミステリー度が高く

読み終わるまで止まれない秀逸なお気に入りの1冊。

2006年1月単行本出版
2008年11月文庫本出版/購入






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2013年09月26日

『銀行仕置人』池井戸潤


500億円の融資に疑問を抱きながら部長の強引な命令で実行したところ、

融資先が破綻して巨額融資が焦げ付き、全ての責任を負わされた格好で

都市銀行本部営業第三部次長から総務部付へ左遷された黒部。

しかし、その裏には陰謀があることを知り、

罠に嵌められたことに気付く。

不正を暴きたい総務部長の後押しを受け、

巨悪に立ち向かう、復讐劇が始まった・・・。

タイトルが「銀行仕置人」と謳う通り、

池井戸潤が得意とする銀行内の裏取引や企業との癒着などを

痛快に暴くストーリーに仕上がっています。

2005年2月単行本出版
2008年1月文庫本出版/購入




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2013年09月23日

『仇敵』池井戸潤


銀行を舞台に行内抗争で敗れ、職場を失いながらも主人公が

徐々に悪事を暴いていく池井戸潤が得意とする復讐劇「仇敵」

メガバンクである東京首都銀行の超エリート行員だった恋窪商太郎は、

幹部行員の裏金工作に迫ったが、謂れなき罪を着せられ辞職。

古巣からの転職妨害に遭い、地方銀行の庶務行員を務めていたが、

尚も、久々に再会した友人の諸井を使ってまで執拗に罠をしかけられる。

そして、不正を知った元ライバルの不振な死を期に、

裏金やインサイダー取引などの不正を暴こうと再び戦いを挑む。

強大な権力を持つ悪人幹部によって窮地に陥れられながらも、

何の後ろ盾も無く闘うストーリーが爽快。

池井戸潤らしい銀行がベースの物語ですが、

かなり無理のある設定でお昼とか夕方から放映していそうなTVドラマみたい。

でも、エンターテイメントとして楽しめる作品に仕上がっていて面白かったです。

2003年1月単行本出版
2006年1月文庫本出版/購入




ラベル:池井戸潤 仇敵
posted by のっぽ at 08:43| Comment(0) | 池井戸 潤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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