2014年02月28日

『一年分、冷えている』大沢在昌


22編からなる大沢在昌の短編集「一年分、冷えている」。

どれもかなり短いがハードボイルド作家とは思えない

優しい心温まるストーリーが楽しめます。

@一年分冷えている

Aビデオショップで

Bちゃま

C二杯目のジンフィズ

D湾岸道路で釣ったモノ

E共犯者

F低気圧去って

G記念日

H懐中時計

I自画像

J一年の反対側

K家族

Lスープ

M手袋

Nふたりの晩に

Oマッチプレイ

P香水

Q年期

R老獣

Sひとり

㉑気つけ薬

㉒終わりは始まり

随分前に購読したため確かではないが

ハードボイルドを読みたい大沢在昌ファンの方には

好みが分かれるかもしれないけど

大沢在昌の違った面を垣間みれる作品集で

気軽に読めて面白かった記憶が蘇ってきた。

1994年7月25日文庫本出版/1996年8月20日6版購入





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posted by のっぽ at 08:54| Comment(0) | 大沢 在昌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月26日

『眠りの家』大沢在昌


全6編の短編集大沢在昌の「眠りの家」。


1.「一瞬の街」

兄の死により、不思議な力を受け継いでいたことに気付き、

過去から未来へ人々の絆を発見するストーリー。

2.「ゆきどまりの女」

先生や先生の親しい方々をおもてなしする女の殺しを依頼され、

殺し屋は一軒家に住む独り暮らしの女の家に行くのだが・・・。

伏線を張ったジャズナンバーでの終わり方&

巧妙なストーリーが洒落ているミステリー的な作品。

3.「人喰い」

グアムへ招待してくれたアンに依頼されたのは「ひと殺し」。

英二は果たして・・・。

4.「六本木怪談」

ディスコに出没する幽霊の謎を追うストーリー。

大沢在昌には珍しいホラー小説でもある。

5.「夜を突っ走れ」

深夜の空車が少ない雪が降る表参道。

コートなしに立っている女へ反射的に車から声をかけ、

ドライブすることになったが・・・。

これまた珍しいホラー小説。

6.「眠りの家」

釣りにハマリ2年前に購入した千葉外房の海を見下ろす高台の別荘で、

36歳独身の潤木は高校以来の友人である吉沢と

2週間ほどのシェイプアップ合宿を行うために訪れた。

そこで磯の先端に奇妙な建物を発見し、興味を持った彼らは、

後日釣人を装い調査を始めたが・・・。


十数年ぶりに要所要所を再読したため、

少しズレている内容があるかもしれませんが

ハードボイルドだけでなくホラーやサスペンスなど

違った大沢在昌を堪能できる作品。

1993年10月10日文庫本出版/1997年11月10日11版購入





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ラベル:眠りの家
posted by のっぽ at 08:09| Comment(0) | 大沢 在昌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月24日

『深夜曲馬団』大沢在昌


5つの短編をまとめ、

1985年度第4回日本冒険小説大賞短編賞を受賞した

大沢在昌の「深夜曲馬団ミッドナイト・サーカス)」。


1.「鏡の顔」

殺し屋失格寸前の男と人間に興味をなくした写真家、

死の病を持つ女の3人が絡み合う物語。

2.「空中ブランコ」

政府の裏組織「研修所」に属していた男が再び仕事を依頼される、

長編小説「標的はひとり」の続編。

3.「インターバル」

20年ぶりに帰って来た。心境の変化ではなく来るべき時がきた。

ひと月。体を鍛える他に何かをしようとは考えなかった。

人生のインターバルストーリー。

4.「アイアン・シティ」

ジャズクラブのマスターであり殺し屋のマービンは、

店の歌手・キャサリンの復讐の話を聞き、深追いしていくー。

5.「フェアウェルパーティ」

プロサーファーの赤座雄が

元右翼のボス・楓紀望の妻にある依頼を受けるー。


インターバル以外は殺し屋が骨格をなすストーリーに仕上がっている。

インターバルも殺し屋なのかもしれないが。

飛ばし読みしながら約17年ぶりに再読したので

間違っていたら悪しからず。

1993年6月10日文庫本出版/1997年8月10日9版購入





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posted by のっぽ at 08:39| Comment(0) | 大沢 在昌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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