2013年04月14日

『壁』安部公房


ある朝、目を覚ますと自分の名前を失ってしまっていた男の、

現実的でもあり非現実的な奇妙な世界を描いた

シュールで斬新な安部公房の「」。

カフカの「変身」で主人公が朝目を覚ますと

虫になっていたのと類似しているように思えるが

壁の方がかなり荒唐無稽に思えるほど難解である。

第一部『S・カルマ氏の犯罪』、第二部『バベルの塔』、

第三部『赤い繭』に分かれおり、

ユーモアで滑稽に思えるストーリーかと思えば、

狂気的で残虐な思考の一面もあり哲学的な要素を多く含んでいるように思える。

本質を分かるまでにはまだまだ読み足らないかもしれないが

読み込んでも分からないかもしれない難解な作品。

第25回芥川賞受賞作


『壁』安部公房



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ラベル:安部公房
posted by のっぽ at 10:53| Comment(0) | 安部 公房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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