2014年04月20日

『麒麟の翼』東野圭吾


加賀恭一郎シリーズ第9作目、

阿部寛の主演で映画化にもされた東野圭吾の「麒麟の翼」。


物語は、日本橋交番前をフラフラと歩いて通過した男が

日本橋の中程にある麒麟の像にもたれかかり動く様子もない。

警官はしかたたなく声をかけるが胸にナイフが刺さっていたー。


事件直後に若い不審な男が現場から逃走中にトラックにはねられ、

昏睡状態に陥り、供述がとれないが、彼の持ち物からは

被害者が持っていた財布と書類鞄が発見され、

警察は不審な男を犯人と断定し裏付け捜査を進めてしまう。

そんな中、今は所轄である日本橋署の加賀恭一郎が

従兄弟で年下の警視庁捜査一課所属の松宮と

不審点を1つ1つ洗い出していくうちにある事件と繋がっていくー。


ストーリーの中で、警察の思い込みによる証拠合わせ捜査、

メディアの安易な報道、また、間違った教育の在り方など

現代社会の問題点も巧みに表現している。

人間の弱い部分と理想を突いた

切ないながら希望を抱かせる秀逸な作品に仕上げっている。

2011年3月3日単行本出版
2014年2月14日文庫本出版/2014年2月14日1版刷購入





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posted by のっぽ at 17:10| Comment(0) | 東野 圭吾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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