2013年09月03日

『ホテルローヤル』桜木紫乃


湿原を背に建つ北国のホテルを舞台に

7つのストーリーが織りなす第149回直木賞受賞作、

桜木紫乃の「ホテルローヤル」。

どの物語もノンフィクションでありそうな背徳的で切なく、

じっとりと湿気を含んだ物語は読んでいるうちに引き込まれます。

また、それぞれの短編の時系列を巧みに変化させたことにより、

複雑な事情がより深みを増しており、

読み終わった後、もう一度読み返したくなるほど面白い。

人生経験が浅い方や順風満帆に過ごしている人には

この味を理解できないかもしれません。

7つとも続編を期待したくなるほど

秀逸なストーリーが散りばめられた至極な作品。

2013年1月単行本出版/購入






posted by のっぽ at 11:23| Comment(0) | 桜木 紫乃 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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