2013年10月05日

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹


鉄道会社に就職して駅を作る仕事をしている主人公の多崎つくる36歳は、

約17年前、地元の大学に進学した高校時代の

大親友男女4人から理由も告げられず、

駅を作る仕事をしたいため唯一東京の大学に進学した2年の夏に突然絶縁され、

ショックで約1年間の間、自殺しかねない限界の精神状態に陥ったことがあった。

そんな過去を直面すべきだと恋人にうながされ、

16年ぶりにかつての友人たちのもとを一人ずつ訪ね、

絶交の真意を知る「巡礼」の旅を始める・・・。


高級ブランドの車を扱うディーラーに勤務している青海 悦夫。

名古屋圏の大企業を相手に社員研修を提供するビジネスで成功している赤松 慶。

陶芸教室で知り合ったフィンランド人と結婚し、

フィンランドに在住している黒埜 恵里。

得意なピアノを生かし音楽教室の講師などを務め、

理由が不明だが浜松に移り住んだ白根 柚木。


それぞれの名前に「色彩」を持つ4人の現在と過去の思いや、

大学時代の後輩で唯一の親友でもあった灰田(彼の名前も色彩を持つ)の

独特の感性や灰田の父が学生時代にバイトしていた話などを思い出しながら

ストーリーが進む『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は、

村上春樹の独特な世界を堪能できます。

読んでから半年以上経っているのでもう一度再読してみようかなぁ。

2013年4月単行本出版/購入






posted by のっぽ at 07:32| Comment(0) | 村上 春樹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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