2013年12月10日

『氷壁』井上 靖


井上 靖と言えば出世作でもあり代表作でもある

第22回芥川賞を受賞した「闘牛」ですが、

個人的には日本芸術院賞を受賞した「氷壁」がマイベストです。


新鋭登山家の魚津恭太は、

前穂高東壁を親友の小坂乙彦と冬季初登頂をしていたのだが、

二人を結んでいた切れないはずのナイロンザイルが切れ、

友人を亡くしてしまう。

世間では「頑丈なナイロンザイルが切れるのか」と疑問が渦巻き、

魚津が故意に切ったのではないかと疑われる。

しかし、魚津は小坂が人妻と不倫の関係であったことを知っていた。

しかも、ザイルの製造元は不倫関係にある人妻の夫が関わっていた・・・。


登山を舞台にした長編小説ですがサスペンス的要素や

排他的恋愛など当時としては衝撃的であったろう内容は

今でも新鮮で登山に興味がない方にもオススメできる秀作です。


1957年単行本出版
1963年11月5日文庫本出版/2002年6月20日84刷改版/
2006年1月10日92刷購入





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ラベル:井上 靖 氷壁
posted by のっぽ at 16:48| Comment(0) | 井上 靖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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