2014年12月20日

『イニシエーション・ラブ』乾くるみ


今年3月頃、お笑い芸人が絶賛したそうで話題になったらしい

乾くるみの「イニシエーション・ラブ」。


物語は、1980年代後半。

合コンのピンチヒッターとして呼ばれた大学4年生の鈴木夕樹が

歯科助手の成岡繭子と出会う。

惹かれていたが奥手な鈴木は合コンが初めて、

二次会のカラオケも初めてで楽しくて飲み過ぎ、

記憶がほとんど残っていないまま次の日の朝を迎えていた。

しかし、一週間後、同じメンツで海に行くことになり、

そこで繭子から電話番号を聞かされる。

お互い惹かれている事を知り、付き合う事になった。

時は経ち、就職をした鈴木と繭子の二人は

初体験同士固い絆で結ばれているように見えたが

ある大きな出来事と鈴木が東京へ派遣で二年間行くことになり、

二人の関係が徐々に崩れていく・・・。


ちょうど青春を過ごした時期や

描かれた場所が同じ県内ということもあり、

知っている場所が幾つか登場したことで身近に感じた。

しかし、30〜40代の人には

内容的には何となく似た経験をした人がほとんどで

懐かしむことはできます。

感想は一人一人違いどう感じるか自由だと思うが

浅はかだと馬鹿にする恋愛経験の浅そうで高慢な気持ち悪いやつが

コメントに書き込んだのであえてネタバレを書きますが

最後の二行や繭子の夕樹と辰也の二股など

たっくんが二人からなる「時制ミステリー」と言いたいのだろうが

テクニックに走っていて

内容的にはよくあるパターンで面白さはないかも。

現実の恋愛の方が遥かに入り組んでいて

若い人たちには表題通り、

イニシエーション(通過儀礼)のラブ(恋)として

参考かつ楽しめるかもしれない。

2007年4月10日文庫本初版/2014年4月15日第48刷版購入





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posted by のっぽ at 14:39| Comment(0) | 乾くるみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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